2013年3月16日土曜日

個体識別カタログ

利島のミナミハンドウイルカ16頭の個体識別カタログを作るべく、写真の選別中。
個体識別に最適な写真の条件は、真横から、全身が写っている、特徴が鮮明に写っている、という3点。
ということでこの写真は没。
光の線がイルカの身体に入ってしまっていて、本来の身体の傷がわかりにくくなっているから。

ちなみにこのイルカは御蔵島で「雪印」と名前がつけられていた成熟メス。
由来は、雪の結晶のような傷跡がお腹にあるから。
御蔵島で10年以上観察され、その後三宅島に移動、そしてさらに利島に移動してきたイルカ。
もう二度と会えないと思っていたから、利島で再会できた時は本当に嬉しかったなぁ。