2015年10月14日水曜日

イルカたちの状況について

二日ぶりに風がおさまり、やっと状況がわかってきたので曖昧な噂話が流れる前に最近の状況を説明しておきたいと思います。

10/4にはイルカたちは23頭そろって利島にいました。
その後しばらく時化が続き海へは出られず、やっと凪いだ10/10にはイルカたちは鵜渡根島に移動していました。
その日も23頭いて、午前午後いつも通りにドルフィンスイムができました。

そして翌日10/11、べた凪にも関わらず、利島でも鵜渡根でも全くイルカを見つけることができませんでした。背びれが一瞬見えたのですがそれっきり船から見える範囲には浮上せずでした。
さらに12日の早朝、利島の桟橋でイルカ1〜2頭が目撃されましたが、海況がかなり悪かったため島を一周できず、船でイルカを見つけることはできませんでした。
昨日10/13は大時化で船は出さず。

そして今日10/14、船で鵜渡根と利島周辺を調査したところ、2011年生まれのオス# T06が1頭だけで利島にいるのが確認できました。船を走らせている間はバウライドをするのですが、速度をゆるめて船が止まりそうになると泳ぎ去ってしまい、それっきり背びれを見つけることもできませんでした。

というわけで、イルカはいるのですが11日以降まともに見られていない状況です。
利島に住んで4年、こんなことは初めてです。
11日には新島の港付近で10頭くらいのイルカが目撃されているので、それがあのイルカたちだった可能性もあります。
理由は不明ですが、23頭いつも一緒だったイルカたちが利島〜鵜渡根〜新島あたりに分散してしまっているようです。
またすぐ帰ってくるかもしれないし、このままいなくなる可能性もあります。
これは全く予想がつきません。